長襦袢のお直し
2015年03月14日(土)5:20 PM
先日、長襦袢のお直しのご依頼がありました。
よく見てみると、単の長襦袢でおしりのところから裾にかけて、縫い目が外れかけていました。
和服はどうしても座ったりすると、おしりのところだけ引っ張られて、部分的に糸や生地がダメージを受けてしまいます。
単の着物や襦袢は裏地が無い分、特に裂けやすいのです。
そうならないために襦袢の背中の腰辺りから裾まで「居敷き当て(いしきあて)」という裏地をつけて補強する仕立てかたもあります。
お茶やお華をされている方には必須の仕立てかたですね。
これから暖かくなる季節、単の襦袢を誂える際に気にしてみてはいかがでしょうか。
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