“想い”とドレス
2015年08月29日(土)5:16 PM
先日、取引をさせていただいているドレスのデザイナーさまへお伺いした時の話です。
そのデザイナーさまは非常に生地にこだわりをお持ちで、
シルクのドレスも、それはキレイなシルクを使われていらっしゃいます。
そんなデザイナーさまがいつものようにクリーニングをお出しになったのですが、
いつもとドレスの雰囲気が違うのです。
よく見ると、西陣織の生地をお使いだったのです。
よくよくお聞きしますと、依頼された娘さんのお母さんがお召しになっていた着物生地をリメイクしたそうです。
見た目は正直を申しまして、古い生地なので綺麗な白ではありませんが、
想いは非常に感じることができ、なんだかほっこりした出来事でした。
ちなみにこちらのドレスはその後、式後もう一度クリーニングにお出しいただき、
窒素パックの加工をしまして、納品させていただきました。
まだ見ぬお子様のためにと保管されるそうです。