今年は本当に季節感がないです。
天候不順もありますが、各イベントやお祭りが中止になっているため
季節感を感じにくいのかもしれません。

特に京都は桜のライトアップ、葵祭の行列、祇園祭の山鉾巡行と
季節を感じるものがないからなのでしょう。
いつの間にか暑くなってきたといった感じです。

さてそのコロナの影響も衣装の取り扱いにも変化が起っています。
まずは列席者様の留袖などが減ったことです。
これは正直申しましてものすごくご依頼・ご相談が減少しました。
そしてレンタルドレスのクリーニングももちろん減少しています。

ただし、7月にはいってからフォトウエディングが増えたことにより、
若干ご依頼をいただくようになりました。

そしてもう一つはこまめにクリーニングをなさる方が増えたことです。
一度着用するとなんとなく心配ということです。
確かにクリーニングをするということは、洗いと乾燥作業が入ります。
乾燥作業には除菌の効果がありますし、さらに仕上げるときのスチームも
同じ効果がありますからね。
それだけで除菌作業は十分だと考えています。

ウィルスをガードするオプションをされているところもありますが、
どんなものなのか、有効なのか我々はよくわかりません。
そんなガード加工ができるのであれば、医療従事者のユニフォームやマスクに
使われてて、一般クリーニングで使用している場合ではないと思うのですが…

コロナ禍で大変ですが、皆様もご注意ください。